今月9日の公演をもって、12年間コンサートの企画と運営をしてきた「グルッポ・ディ・ウイズ」が解散します。
「グルッポ・ディ・ウイズ」の活動の発端は・・・
当時の野方WIZホールの熱意ある館長さんが、地域で気軽に行くことのできる安くて質の高いクラシックコンサートを、と毎月第2金曜日開催の「WIZフライデーコンサート」を立ちあげ、その頃ホールを利用していた区民音楽家などに、企画のお手伝いをしないかと声をかけられたのが始まりです。
初めは試行錯誤で軌道に乗るまでは大変でしたが、楽しかったです。
グループの名前「グルッポ・ディ・ウイズ(イタリア語で「ウイズの仲間たち」の意)」はソプラノの弘子さんが命名。
毎月の演目や出演者を1年前から決め、チラシを作り印刷するために、話し合いもたくさんしました。私は庶務のかずみさんとチラシデザインを考えたり、皆で知り合いの音楽家に出演をお願いしたり、商店街のお店にチラシを置いてもらいに歩き回ったり。。。
熱意、周りのサポートとお客様の温かい励まし、野方区民ホール(WIZ)のホールスタッフの方々も毎月一回もしくは数回顔を合わせているうちに顔なじみになり、ホール事務の方が月例チラシに自らイラストを書いてくださったり、なんてこともありました^^
私はまだ小さい子供を二人連れて、ホールに出入りしていたものでした。
野方町のなんともローカルなあったかいコンサートとして始まったフライデーコンサートでしたが、軌道に乗ってくると出演希望者の売り込みも増えてきました。
また、出演した方々が、このコンサートの主旨と雰囲気を気に入ってくださり、ご友人の音楽家を紹介してくださったりして、出演者も、普段は大きなメジャーホールなどで活躍していらっしゃる音楽家が増え、料金は据え置き・・・なので、コンサートにいらした方々からはなぜ?こんなに安くで?このような音楽家の演奏が?と驚きの声が。
地方から、このユニーク(らしい)活動に興味を持った方が取材?にいらしたこともありました。
すっかり地域に定着したこのコンサートを、無くしてしまう手はありません!と、「グルッポ ディ ウイズ」が解散しても、引き続きコンサートは運営者が代わって開催されることになりました。
今後とも、どうぞ野方の「WIZフライデーコンサート」をよろしくお願いいたします!!
最後の公演、どうぞ皆様いらしてくださいませ~~!
新旧のグルッポメンバーが総出演する楽しいコンサートです。
ちなみに私は、一部で「モモの子守歌」を弾いて、2部はMCと「ウイーンわが夢の町」の伴奏をいたします(=_=)
チケット購入はどうぞお早めに(*^_^*)